超党派の「ネット社会におけるプライバシーの在り方を考える議員連盟」は2日、国会内で設立総会を開いた。自民党の小泉進次郎元環境相、立憲民主党の泉健太代表、国民民主党の玉木雄一郎代表ら与野党議員約100人が参加。小泉氏は「難しいテーマだが、多様な観点から議論を深めて前に進めていきたい」と強調した。
 議連は、SNSなどでのプライバシー保護と言論の自由をそれぞれ確保するための課題を整理し、法改正やガイドラインの作成を目指す。当面は有識者らへのヒアリングを実施。プライバシー侵害に当たる行為の明確化や、侵害された場合の法的手続きの実効性確保などに向けた方策を検討する。 

(ニュース提供元:時事通信社)