【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は21日の記者会見で、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のテロ組織再指定を検討する意向を示した。フーシ派は日本郵船が運航する自動車運搬船を紅海南部で拿捕(だほ)していた。
 カービー氏は、フーシ派による船舶拿捕を「明白な国際法違反だ」と非難。船舶と船員の「即時、無条件の解放」を要求した。さらに、「テロ組織指定に関する見直しを始めており、同盟国やパートナーとともに他の選択肢を検討する」とも述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)