NTT西日本子会社の元派遣社員が約900万件の個人情報を流出させた問題で、元派遣社員が東京都内の名簿業者に売却した個人情報の一部が、都内の貴金属業者に転売されていたとみられることが22日、捜査関係者への取材で分かった。岡山県警は名簿業者と貴金属業者からも任意で事情を聴いており、不正競争防止法違反容疑などを視野に調べている。
 この問題を巡っては、元派遣社員が不正に入手した個人情報を名簿業者に売却し、少なくとも1000万円を得ていた疑いのあることが既に判明している。 

(ニュース提供元:時事通信社)