政府の個人情報保護委員会(個情委)は29日、青森県野辺地町が住民約1万3000人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したとして、行政指導を行ったと発表した。紛失は8月31日に発覚。これまでに悪用は確認されていないという。
 個情委によると、紛失したのは野辺地町のほぼ全ての町民に当たる1万2856人分と、発覚時に死亡していた547人分。USBには氏名や生年月日、性別、住所、新型コロナウイルスのワクチン接種履歴が記録されていた。 

(ニュース提供元:時事通信社)