【北京時事】中国内陸部で18日深夜に起きたマグニチュード(M)6.2の地震で、22日までに148人の死者が確認された。甘粛省で117人、隣接する青海省で31人が犠牲となった。青海省では、このほか3人の行方が分かっていない。被災地では氷点下の中、9万人近くが仮設テントで避難生活を余儀なくされている。
 地震は甘粛省の省都蘭州から西に約100キロの山間部で起きた。生存率が急激に下がるとされる「発生後72時間」を21日深夜に迎えたが、現地は標高が高く最低気温がマイナス10度を下回ることから、救助可能な時間がより短かったとみられている。 

(ニュース提供元:時事通信社)