2023/12/27
防災・危機管理ニュース
JA全農たまご(東京)が27日発表した1キロ当たりの鶏卵の卸値の今年の平均基準価格(Mサイズ、東京地区)は、前年比91円高の306円だった。昨季の高病原性鳥インフルエンザの大流行で鶏卵不足が深刻化し、現在の統計で比較可能な1993年以降で最高値となった。
昨季の鳥インフルでは、過去最多となる1771万羽が殺処分の対象となった。これを受け、鶏卵の卸値は今年に入り高騰。1月の平均価格が前年同月比129円高い280円を付けると、4月と5月には最高値の350円を記録した。
農林水産省は6月に鳥インフルの収束を発表。その後、鳥インフルが発生した養鶏場へのひなの再搬入も7割程度進み、鶏卵の需給が緩和した。12月の平均価格は247円と3カ月連続で下落、昨季の鳥インフル流行前の水準まで値下がりした。
(ニュース提供元:時事通信社)
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