最大震度7を観測した能登半島地震のヘリコプターによる救助活動について、警察庁は4日、ヘリが気付くようにライトや手で合図を送ってほしいとX(旧ツイッター)で呼び掛けた。
 生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が迫る中、警察庁はXの公式アカウントから「救助が必要な方は、手を振る、ライトを照らすなどして、ヘリに合図を送ってください」と投稿した。警察は全国からヘリを現地に派遣し、自衛隊や消防など関係機関とともに救助に全力を挙げている。
 この他、石川県内の国道249号と県道1号の通行についてもXで投稿。輪島市と珠洲市方面に向かう災害復旧関係車両の通行を優先しているため、現場では警察官の指示に協力してほしいと呼び掛けている。 

(ニュース提供元:時事通信社)