羽田空港で起きた航空機衝突事故で一部滑走路が閉鎖されたことに伴い、日本航空は4日、羽田を5日に発着する予定だった国内線102便が欠航すると発表した。全日本空輸の98便と合わせ2社で計200便が欠航。年末年始で帰省していたUターン客ら約3万3560人に影響する。
 4日は日航で国内線91便が欠航となり、影響人数は約1万6230人に上った。全日空では103便が欠航し、約2万2400人に影響が出た。欠航は羽田発着の国内線で、国際線の欠航は出ていない。
 航空機衝突事故は2日に発生。羽田の4本の滑走路のうち、事故が起きた1本が使えない状態が続いている。3日は日航と全日空で国内線を中心に計200便超が欠航、計4万3000人以上に影響が出た。 
〔写真説明〕全日本空輸(ANA、手前)と日本航空(JAL)のロゴマーク=東京・羽田空港

(ニュース提供元:時事通信社)