気象庁は21日、石川県では23~24日に警報級の大雪になる可能性があるとの早期注意情報を発表した。冬型の気圧配置が強まり、日本付近に非常に強い寒気が流れ込む見通し。
 大雪の場合は交通に障害が生じる恐れがあるほか、能登半島地震の被災地では積雪による家屋の倒壊に注意が必要になるとみられる。
 21日は前線を伴う低気圧が本州南岸を東へ進み、東海や関東、東北南部の沿岸部で風雨が強まった。北陸でも雨が降り、石川県の20日午前9時の降り始めから21日午後3時までの雨量は、七尾市で45.5ミリ、珠洲市で40ミリ、輪島市で36.5ミリとなった。 

(ニュース提供元:時事通信社)