【カイロ時事】イスラエルの主要紙ハーレツは25日、パレスチナ自治区ガザで交戦するイスラエルとイスラム組織ハマスが、35日間の戦闘休止に踏み切ることで基本合意したと報じた。ハマスに捕らわれた人質全員の解放でも歩み寄りがみられたもようだ。だが、「恒久停戦」を望むハマスと、拒否するイスラエルの隔たりは大きく、最終的な解決につながるかは不透明だ。
 ロイター通信によると、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が今週末、イスラエルの対外情報機関モサドのバルネア長官やカタールのムハンマド首相兼外相、エジプトのカメル情報長官と欧州で会談する予定。昨年11月に続く2度目の戦闘休止実現に向け、関係者による詰めの協議が続いているとみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)