【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は6日、2040年に域内の温室効果ガス排出量を1990年比で90%削減するよう欧州議会や欧州理事会に勧告した。6月の欧州議会選挙などを経て、法整備に向けた動きが本格化する見通し。
 EUは30年までに排出量を少なくとも55%削減し、50年には実質ゼロを目指す。フクストラ欧州委員(環境政策担当)は声明で、気候変動対策で世界を「リードし続ける」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)