著名人の名前や顔写真を無断で使ったSNS上の広告による詐欺被害が相次いでいる問題で、実業家の前沢友作氏が、米IT大手メタ(旧フェイスブック)側が同氏の名前と顔写真を使った広告掲載を許可し、肖像権などを侵害しているとして、掲載差し止めと1円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。同氏が15日、X(旧ツイッター)で明らかにした。
 前沢氏は「彼らの行為が違法なのか合法なのかまずははっきりさせたい」と投稿し、詐欺広告対策について責任者への証人尋問も求めたいとつづった。 
〔写真説明〕前沢友作氏=4月10日、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)