栃木県は26日、那須塩原市の養豚場で家畜伝染病の豚熱(CSF)が発生したと発表した。県は、飼育する約1万6000頭の殺処分を開始した。
 県によると、養豚場から24日に「死亡する飼育豚が増えた。豚熱の疑いがある」と連絡があった。県の遺伝子検査で8頭が陽性と判定され、国の精密検査で感染が確認された。この養豚場では2021年4月にも豚熱が発生し、約2万2100頭を処分した。 

(ニュース提供元:時事通信社)