【パリ時事】フランス大統領府は26日、暴動による死者の発生を受けて政府が宣言した南太平洋の仏領ニューカレドニアの「非常事態」について、27日午後8時(日本時間28日午前3時)で終了すると発表した。これに合わせて治安部隊480人を追加派遣し、混乱の再燃阻止に全力を挙げる。
 非常事態は15日、当局による取り締まりの権限を強化するため、12日間の予定で発令。現地を視察したマクロン大統領はその後の情勢の推移を踏まえ、延長しない方針を決めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)