【ニューデリー時事】5年間の任期満了に伴うインド下院の総選挙の開票が4日、始まる。大勢は同日夜にも判明する見通し。地元メディアが伝えた複数の出口調査では、小選挙区543議席のうち、モディ首相率いるインド人民党(BJP)を中心とする与党連合が過半数を確保する勢い。
 前回2019年はBJP単独で過半数の303議席を獲得。与党連合が約3分の2を占めた。議席を積み増すことができるかが今回の選挙の焦点だ。
 3期目を狙うモディ氏は、「政権の再任に向け人々が記録的票を投じてくれた」とX(旧ツイッター)に投稿し、勝利に自信を示した。国民会議派を軸とする野党連合は、出口調査は「まやかしだ」などと反発している。
 選挙管理委員会によれば、投票者数は過去最多の約6億4200万人。投票率は前回の約67%をわずかに下回るとみられている。投票は4月から地域ごとに7回に分けて実施された。
 選挙戦でモディ氏は、インドを世界5位の経済大国に導いた実績を強調。多数派のヒンズー教徒の支持固めにも力を注いだ。これに対し会議派のラフル・ガンジー元総裁は、少数の財閥企業を優遇してきたとモディ氏を批判し、農家や下層カーストの人々のための公約をアピールした。(了)

(ニュース提供元:時事通信社  

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