農林水産省は7日、九州で初めて野生イノシシの豚熱(CSF)感染が確認されたことを受け、感染拡大防止策の強化を決めた。同日開いた防疫対策本部の会合では、感染したイノシシが見つかった佐賀県を野生イノシシ向けワクチンの散布推奨地域に指定、養豚業者に消毒や豚舎への野生動物の侵入防止を徹底するよう呼び掛けることなどを決めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)