【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州サンディエゴで22日午前4時ごろ、住宅地に小型機が墜落し、少なくとも2人が死亡し、8人が負傷した。住宅およそ10棟が損壊したことも確認されている。ジェット燃料への引火の恐れから、約100人が避難を余儀なくされた。

 連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調査に乗り出した。上空は当時、濃霧だった。米メディアによると、パイロットが航空管制官に視界について音声でやりとりしていたという。 

 現場は、軍関係者の住む地域。墜落した機体はアラスカ州で登録されている。東部ニュージャージー州を出て、中西部カンザス州の空港を経由し、サンディエゴに向かっていた。(了)

(ニュース提供:時事通信 2025/05/23-10:40)

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