クラウドもAIも止まる状況にどのくらい耐えられますか?
宮古島の4時間半に及ぶ全域停電に学ぶ
八重澤 晴信
医療機器製造メーカーで39年の実務経験を持つ危機管理のプロフェッショナル。光学機器の製造から品質管理、開発技術を経て内部統制危機管理まで経営と現場の「翻訳者」として活躍。防災士として国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンDRR分科会幹事も務める。
2026/04/04
あなたの会社の危機対応力を鍛える新しいアプローチ
八重澤 晴信
医療機器製造メーカーで39年の実務経験を持つ危機管理のプロフェッショナル。光学機器の製造から品質管理、開発技術を経て内部統制危機管理まで経営と現場の「翻訳者」として活躍。防災士として国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンDRR分科会幹事も務める。
平日の午後2時過ぎ。宮古島全域の電気が、突然止まりました。信号が消え、レジが止まり、キャッシュレス決済もアプリも使えなくなりました 。復旧までにかかった時間は4時間半です 。
「4時間半ならそれほど長くはない」と感じた方に、一つ問いかけます。2018年の北海道胆振東部地震では、多くの人が数時間で復旧すると予想していましたが、実際には全面復旧まで約45時間かかりました 。そして今、2018年当時と決定的に違うことがあります。この8年で、私たちの業務データはクラウドへ移行し、ChatGPTやCopilotなどのAIが日々の仕事に静かに溶け込みました 。電気が止まれば、これらはすべて止まります。
あなたの会社の「停電BCP(以降、BCP・停電対応マニュアルをまとめて「停電BCP」と呼びます)」は、2018年のままアップデートが止まっていませんか?
2026年3月17日午後2時28分、宮古島市内全域で最大約2万6600戸の停電が発生。原因は発電所構内の設備不具合とされ、午後7時8分に全面復旧した。電力という重要インフラの停止により、市民生活に大きな混乱が生じた。
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