災害時、現場から寄せられる情報はそのままでは意思決定に使えないため、整理・分析、編集を行って経営層が判断しやすいようにアウトプットする「前さばき作業」が必要です。

この前さばきのスピードを上げ、アウトプットの品質を標準化しようと、現在、情報収集・整理・共有のシステム化が進んでいます。本セミナーでは、災害対策本部事務局の役割を補完するツールとして、マイクロソフト365やグーグル・ワークスペースなどに装備されているサイト作成機能を使って、災害時情報共有ポータルサイト(BCPダッシュボード)を構築する際のポイントを紹介します。

わかりやすいダッシュボードのデザインとは、インプット・アウトプットの項目はどう整理するのか、そこに生成AIを活用することは可能か、など、BCP-DXの第一歩を踏み出すうえでの基礎的な流れや仕組み、必要となる条件をプリンシプルBCP研究所の林田朋之さんにお話しいただきました。

2025年6月19日開催。

■講師
 林田朋之氏
 プリンシプルBCP研究所所長
 「企業を変えるBCP」執筆

■主な内容
・BCP-DXが求められる背景と災害対策本部事務局の役割
・災害対策本部事務局の役割を補完するツールとしてのBCPダッシュボード
・BCPダッシュボードの高機能化と生成AI活用の可能性

配信期限 2025年7月31日