2017/03/28
防災・危機管理ニュース
東京都は25日、都のオープンデータを活用した防災に関するウェブサービスやアプリを対象にした「東京都オープンデータ防災アプリコンテスト」の審査会・表彰式を開催した。応募総数20数社のなかから最優秀賞と優秀賞を各1点、特別賞3点、来場者特別賞1点を表彰した。
最優秀賞は、一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパンの「マイ広報紙東京都版」。自治体などが発行する広報紙の記事をデータ化し、無料配信するサービスの東京都版で、パソコンやスマホで利用できる。
■「マイ広報誌東京版」(一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン)
https://mykoho.jp/
優秀賞は、首都大学東京の学生が開発した防災学習アプリ「My防災ノート」。追跡記録した位置情報履歴をもとにユーザーの生活圏を自動で検出し、各地域で必要な防災情報を提示する。
■「My防災ノート」紹介ページ
http://idea.linkdata.org/idea/idea1s1620i
特別賞は、アールシーソリューションの緊急地震速報アプリ「ゆれくるコール」、FIXERの避難所情報可視化アプリ「SheRepo2(シェレポ2)」、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科有馬研究室の現在地危険性確認システム「ハザードチェッカー」となった。
■「ゆれくるコール」(アールシーソリューション)
http://www.rcsc.co.jp/yurekuru-c16se
■「SheRepo2(シェレポ2)」(FIXER)
http://sherepo2.azurewebsites.net/
■「ハザードチェッカー」
(兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科有馬研究室)
https://upper-bosai-apli-hyogo.ssl-lolipop.jp/confirm/lonlat.html
来場者の投票で決定する来場者特別賞は、アールシーソリューションの緊急地震速報アプリ「ゆれくるコール」が選ばれ、特別賞とのダブル受賞となった。
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
過疎高齢化地域の古い家屋の倒壊をどう防ぐか
能登半島地震の死者のほとんどは、倒壊した建物の下敷きになって命を落とした。珠洲市や輪島市の耐震化率は50%程度と、全国平均の87%に比べ極端に低い。過疎高齢化地域の耐震改修がいかに困難かを物語る。倒壊からどう命を守るのか。伝統的建築物の構造計算適合性判定に長年携わってきた実務者に、古い家の耐震化をめぐる課題を聞いた。
2024/03/28
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年3月26日配信アーカイブ】
【3月26日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:四半期ニュース振り返り
2024/03/26
-
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年3月19日配信アーカイブ】
【3月19日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:副業・兼業のリスク
2024/03/19
-
リスク担当者も押さえておきたいサイバーセキュリティ対策の最新動向
本勉強会では、クラウド対応のサイバーセキュリティ対策の動向を、簡単にわかりやすく具体的なソリューションの内容を交えながら解説します。2024年3月8日開催。
2024/03/18
-
発災20分で対策本部をスタートする初動体制
総合スーパーやショッピングモールなど全国各地のイオン系列の施設を中心に設備管理、警備、清掃をはじめとしたファシリティマネジメント事業を展開するイオンディライト(東京都千代田区、濵田和成社長)。元日に発生した能登半島地震では、発災から20分後にオンラインの本社災害対策本部を立ち上げ、翌2日は現地に応援部隊を派遣し、被害状況の把握と復旧活動の支援を開始しました。
2024/03/18
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方