横断歩道橋の問題点
自転車等はおりて通りましょう!
![藤代 洋行](/mwimgs/1/c/-/img_1cca3b4d152ae10f584ae5d4f7fa7d391420599.jpg)
藤代 洋行
ピクトグラムアーティスト、甲種防火・防災管理者、防災士。ピクトグラムアートは世界初! 知的財産権(著作権・動き商標・商標)+知的財産権保護(著作権・確定日付)を取得しています。「動き商標」と「商標」をベースにしたデジタルアート作品です。伊勢屋グループの代表(Pictogram Art、手話指文字・点字アート、Origami Art、障害者コンサルタントコズミック、SOHOしあわせのハコ)
2022/08/26
防災とピクトグラム
藤代 洋行
ピクトグラムアーティスト、甲種防火・防災管理者、防災士。ピクトグラムアートは世界初! 知的財産権(著作権・動き商標・商標)+知的財産権保護(著作権・確定日付)を取得しています。「動き商標」と「商標」をベースにしたデジタルアート作品です。伊勢屋グループの代表(Pictogram Art、手話指文字・点字アート、Origami Art、障害者コンサルタントコズミック、SOHOしあわせのハコ)
今回から、横断歩道橋の問題点を前半と後半の2回に分けて記事をお届けします。
「横断歩道橋の問題点 自転車等はおりて通りましょう!」という動画(52秒)を制作しました。
今回は、あえて最も難しい「文字情報なし」で「無音」のピクトグラムアートの動画作品にしました。「注意」のピクトグラム以外は、全てオリジナルのピクトグラムです。昔のゲームは、右足と左足が動く2パターン(2面)でしたが、我々の作品は3パターン(3面)にして足の動きを滑らかに表現しました。特に自転車をこぐ動作、ペダルを回転させる場合は、120度、120度、120度、の合計360度になるので3パターンは最適です。ピクトグラムはレトロで動かない無機質だからこそ、ピクトグラムアートはモダンで表現の幅が広がり、感じる側もより感情が入りやすくなります。皆さんどう思いますか?
この動画は、ピクトグラムアートによる「横断歩道橋を通る自転車等」に対する社会風刺です。実際に近くの横断歩道橋を見に行きました。とても危ないです。いつかは大きな事故が起きてしまうでしょう。問題に正面から向き合うきっかけにしてほしいと思います。
自転車は乗れば車両、おりて押せば歩行者、歩道は歩行者優先です。
皆さん、横断歩道橋、商店街のアーケード内、歩道などを歩いているとき自転車にヒヤッとしたことありませんか? 例えば、前や後ろから歩行者のすぐ横を通り抜ける、前や後ろから歩行者にベルを鳴らしている、スマホを見ながら自転車を運転している…。まだまだありますよね。
健常者でも自転車にヒヤッとしているのに障害者はどうでしょう。例えば、視覚障害者は、走っている自転車を見ることができない、あるいは見えずらく、白杖で確認するわけにもいきませんよね。ですから、自転車の通る音や風、影などで判断したりします。盲導犬を連れている方でも自転車に気付けるわけではありません。聴覚障害者だと、前からの自転車は見て気付くことができるでしょうが、後ろからの自転車には音が聞こえない、聞こえずらいため気付かない。「ベルを鳴らされても聞こえないのでトラブルがある」とお聞きしました。発達障害の感覚過敏であれば、自転車が近くを通って危険だと過剰に反応してしまい苦痛を感じる方がいます。障害者は健常者以上に危険にさらされているのが現実です。
おすすめ記事
3線モデルで浸透するリスクマネジメントコンプライアンス・ハンドブックで従業員意識も高まる【徹底解説】パーソルグループのERM
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンとして掲げ、総合人材サービス事業を展開するパーソルグループでは、2020年のグループ経営体制の刷新を契機にリスクマネジメント活動を強化している。ISO31000やCOSO-ERMを参考にしながら、独自にリスクマネジメントの体制を整備。現場の業務執行部門(第1線)、ITや人事など管理部門(第2線)、内部監査部門(第3線)でリスクマネジメントを推進する3線モデルを確立した。実際にリスクマネジメント活動で使っているテンプレートとともに、同社の活動を紹介する。
2024/07/23
インシデントの第一報を迅速共有システム化で迷い払拭
変圧器やリアクタなどの電子部品や電子化学材料を製造・販売するタムラ製作所は、インシデントの報告システム「アラームエスカレーション」を整備し、素早い情報の伝達、収集、共有に努めている。2006年、当時社長だった田村直樹氏がリードして動き出した取り組み。CSRの一環でスタートした。
2024/07/23
「お困りごと」の傾聴からはじまるサプライヤーBCM支援
ブレーキシステムの開発、製造を手掛けるアドヴィックスは、サプライヤーを訪ね、丁寧に話しを聞くことからはじまる「BCM寄り添い活動」を2022年度から展開している。支援するのは小規模で経営体力が限られるサプライヤー。「本当に意味のある取り組みは何か」を考えながら進めている。
2024/07/22
危機管理担当者が知っておくべきハラスメントの動向業務上の指導とパワハラの違いを知る
5月17日に厚生労働省から発表された「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」によると、従業員がパワハラやセクハラを受けていると認識した後の勤務先の対応として、パワハラでは約53%、セクハラでは約43%が「特に何もしなかった」と回答。相談された企業の対応に疑問を投げかける結果となった。企業の危機管理担当者も知っておくべきハラスメントのポイントについて、旬報法律事務所の新村響子弁護士に聞いた。
2024/07/18
基本解説 Q&A 線状降水帯とは何か?集中豪雨の3分の2を占める日本特有の現象
6月21日、気象庁が今年初の線状降水帯の発生を発表した。短時間で大量の激しい雨を降らせる線状降水帯は、土砂災害発生を経て、被害を甚大化させる。気象庁では今シーズンから、半日前の発生予測のエリアを細分化し、対応を促す。線状降水帯研究の第一人者である気象庁気象研究所の加藤輝之氏に、研究の最前線を聞いた。
2024/07/17
災害リスクへの対策が後回しになっている円滑なコミュニケーション対策を
目を向けるべきOTリスクは情報セキュリティーのほかにもさまざま。故障や不具合といった往年のリスクへの対策も万全ではない。特に、災害時の素早い復旧に向けた備えなどは後回しになっているという。ガートナージャパン・リサーチ&アドバイザリ部門の山本琢磨氏に、OTの課題を聞いた。
2024/07/16
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方