3日の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが1.890%に上昇(債券価格は下落)した。2008年6月中旬以来、約17年半ぶりの高水準となった。
 日銀が今後も利上げを継続するとの観測が広がって金利先高観が高まり、債券を売る動きが強まった。高市政権の大規模経済対策による財政悪化への懸念も金利の上昇圧力となっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)