大手損害保険会社が企業向け共同保険契約で保険料を事前に調整していた問題で、仙台国際空港(宮城県名取市)との契約でも事前協議していた疑いがあることが14日、分かった。この問題では、先に東急グループ向け火災保険契約について、東京海上日動火災保険など損保大手4社が不適切な価格調整を行っていたことが判明している。業界内で不正行為が広く行われていた可能性が出てきた。 

(ニュース提供元:時事通信社)