【北京時事】反スパイ法違反容疑で中国当局に拘束されたアステラス製薬の日本人男性に在中国日本大使館が初めて対面での領事面会をしたことが21日、分かった。今年3月に拘束されて以降、4回目の面会。過去3回は感染症対策のため、モニター越しでしか会えていなかった。
 面会は19日午後に北京市内で実施。男性は健康状態について「特段問題はない」と話したという。実際のスパイ行為に関する話などは引き続き許可されておらず、具体的にどのような行為が当局に問題視されたのかは明らかになっていない。 
〔写真説明〕外務省=東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)