NTTドコモは21日、同社のインターネット接続サービス「ぷらら」と動画配信サービス「ひかりTV」の契約者情報流出問題で、業務委託先で当時働いていた派遣社員が外部に送信したとの調査結果を発表した。公表していた流出件数が67万件ほど増え、約596万件に達することも判明したという。
 契約者情報を流出させたのは、ドコモが両サービスの販売支援業務を委託していたNTTのグループ会社の派遣社員。今年3月30日、派遣社員のパソコンから契約者の氏名や住所、電話番号などの情報が外部に送信された。不正利用などは確認されていない。
 ドコモは「業務委託先を含め個人情報管理体制の一層の強化を図る」としている。 

(ニュース提供元:時事通信社)