2023/08/31
防災・危機管理ニュース
審査資料に多数の誤りが見つかった日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)を巡り、同社は31日、原子力規制委員会に審査申請書を再提出した。規制委は記載内容を確認した上で、審査を継続するかどうか判断する。
敦賀2号機の審査では2020年2月、地質データの無断書き換えが発覚するなど、同社が提出した資料に多数の誤りが判明。審査が一時中断された。再発防止に向けた社内体制を整備し、審査が再開された後にも新たな誤りが発覚。規制委は今年4月、審査を再中断し、8月末までに審査申請書を出し直すよう行政指導していた。
日本原電は新たな申請書について、「改善した業務プロセスと強化した社内体制の下、品質管理を行った」と説明。さらに、焦点となっている原子炉建屋直下を通る断層(破砕帯)の活動性について、新たな分析手法を用いたデータを加えるなどした。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
-
企業不正の実態と不正防止対策
本勉強会では、企業不正の実態と不正防止対策について解説していただきました。2024年4月23日開催。
2024/05/01
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方