2025/08/14
防災・危機管理ニュース
13日午後9時半ごろ、大阪・関西万博会場(大阪市此花区)と直結する大阪メトロ中央線が、停電の影響で一時全線で運転を見合わせた。同10時10分ごろから会場最寄りの夢洲駅と隣のコスモスクエア駅間で運転を再開したが、来場客の多くが夢洲駅周辺に集まって滞留が発生。帰宅困難となり、会場内で一夜を明かした。
万博を運営する日本国際博覧会協会によると、運転見合わせの時点で会場周辺には約3万人がいた。大阪市消防局によると、熱中症などの疑いで36人が救急搬送されたが、いずれも軽症という。
中央線は14日午前5時25分に全線で運転を再開。万博協会は同日の開場時間を1時間遅らせ、午前10時にした。
運転見合わせの影響で、夢洲駅では一時、構内への入場を規制。万博協会は、駅周辺への帰宅客の集中を避けるため、来場者に会場内に戻るようアナウンスで呼び掛け、パビリオンや休憩所を開放して待機させた。
大阪府の吉村洋文知事はX(旧ツイッター)に「災害時と同様の対応を取ることとし、会場内におられる方に、水や食料等の物資を配布する」と投稿。万博協会によると、14日午前4時ごろから帰宅困難者に水1000本が配布された。
万博協会の高科淳・副事務総長は同日午前、記者会見し、「多くの方が大変な思いをされたことを心苦しく感じている」と述べた上で、「適宜的確な情報を伝えることができたか、検証していかないといけない」と話した。
〔写真説明〕入場規制が行われた大阪メトロ夢洲駅前=13日夜、大阪市此花区
〔写真説明〕混雑する大阪メトロ夢洲駅前=14日未明、大阪市此花区
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/30
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方