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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第108 回:サプライチェーンのレジリエンスを評価するためのフレームワークが示された論文
西安交通リバプール大学(西交利物浦大学)蘇州国際ビジネススクールのYu Han氏ほか2人による、サプライチェーン・レジリエンスの能力とパフォーマンス指標に関する論文。153の論文の系統的なレビューから、測定のフレームワークが示されている。
2020/07/14
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NRIセキュア、「NIST SP800-171」準拠支援サービスを強化
NRIセキュアテクノロジーズはこのほど、企業の情報セキュリティ対策状況を可視化するために独自に開発する標準化フレームワーク「NRI Secure Framework」(NSF)において、米国立標準技術研究所(NIST)が発行するガイドライン「NIST SP800-171」に対応した「NSF for NIST SP800-171」を新たに策定した。同フレームワークを活用し、「NIST SP800-171」準拠を目指す企業に対して「セキュリティ対策状況可視化サービス」の提供内容を強化する。
2020/05/22
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海外拠点を含めたリスクマネジメント~自動車部品のグローバルサプライヤーとしての取り組み~
発表者は、臼井国際産業株式会社 CSR推進室の堰沢一郎さんです。
2020/02/18
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第81回:11年間にわたって続けられているBCIのサプライチェーン・レジリエンス調査
これまで本連載では、BCMの専門家や実務者による非営利団体であるBCI(注1)によるサプライチェーン・レジリエンス調査の報告書を度々紹介してきたが(注2)、今年も例年通り、11月5〜6日にロンドンで開催された「BCI World Conference and Exhibition 2019」の1日目に今年の調査結果のお披露目があり、出席者に報告書が配布された(現在は後述の通りBCIのWebサイトからダウンロードできるようになっている)。そこで今回はそのBCI Supply Chain Resilience Reportの2019年版を紹介する。
2019/11/19
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第70回:サプライチェーンのレジリエンスに関するここ10年間のトレンド
これまで本連載では、BCMの専門家や実務者による非営利団体であるBCI(注1)によって毎年発表されている「Supply Chain Resilience Report」を度々紹介してきた(注2)。これは主にBCI会員に対するアンケート調査を通して、サプライチェーン途絶の発生状況や企業等における対策状況や問題意識などを探ろうとするもので、2009年に最初の調査が行われて以来、10年連続で行われている。
2019/05/21
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サプライヤー対策、BCP策定率上回る
MS&ADインターリスク総研は2月26日、国内全上場企業3535社を対象に実施したBCM(事業継続マネジメント)の実態調査の結果を発表した。回答数は352社。前回調査の2015年度比でBCP(事業継続計画)の策定率や訓練の実施率が上昇した。また、サプライチェーン対策を行う企業の割合がBCP策定率を上回った。
2019/03/22
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第55回:サプライチェーン・マネジメント関係者が最も懸念しているリスクは何か
今回はサプライチェーン・マネジメント(SCM)の実務家による会員制組織である「SCM World」(注1)による調査結果を紹介する。調査報告書自体は会員以外には公開されていないため、Webサイトに掲載されている概要のみの紹介となるが、サプライチェーンのレジリエンスに関連する重要な観点を含む調査であるため、本稿で紹介したいと思う。
2018/08/28
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IT委託元、すべき対策7割明記せず
情報処理推進機構(IPA)は、企業における IT システム・サービスに関する業務を系列企業やビジネスパートナーなど外部委託が連鎖する形態(ITサプライチェーン)における情報漏えい事故の対策を講じるため、国内1000社を超える企業の業務状況を調査した報告書を3月26日に発表した。委託元企業の約7割が、委託先に対して実施すべき情報セキュリティ対策を仕様書等で明記していないなど、課題が明らかになった。
2018/04/11
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
9 年間にわたって続けられている BCI のサプライチェーン・レジリエンス調査
本連載では、BCM の専門家や実務者による非営利団体である BCI(注 1)による調査報告書を度々とりあげているが、これらの中で特に Supply Chain Resilience Report は、最も長期間にわたって継続的に発表されているものであり(注 2)、ここ数年は毎年 11 月上旬にロンドンで開催される、BCI World Conference & Exhibition で発表されるのが恒例となっている。今年も例年通り、11 月の Conference にて 2017 年版(以下、「本報告書」と略記)が発表されたので、今回はこちらを紹介する。
2017/11/15
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
サプライチェーンにおけるトラブルの発生状況や対策に関するトレンドを知る
BCMの専門家や実務者による非営利団体である BCI(注1)は、チューリッヒ保険グループ(注2)と共同で、2016年11月に「Supply Chain Resilience Report 2016」(以下「本報告書」と略記)という調査報告書を公開した。BCI は 2009 年から同様の調査を毎年実施して調査報告書を公開しており(注2)、今回報告する報告書はそれの 2016 年版である。調査は前回同様、BCI 会員を中心として Web サイトによるアンケートで行われ、64 カ国の 526 人から回答を得ている。
2017/09/26