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忍び寄る親の介護リスク
第4回 仕事と介護の狭間で ~キャリアへの影響と対策~
「お母さんが新型コロナウイルスに感染してしまったようです」 この電話を受けたとき、私は会社での重要な任務の真っ只中でした。皮肉なことに、新型コロナウイルス対策本部の主査として、社内の感染対策に関わっている立場だったのです。
2025/04/26
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忍び寄る親の介護リスク
第3回 要介護認定の壁 ~知らないと損する制度の仕組み~
母の認知症診断から特養入所に至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。その最大の要因の一つが、私が東京、母が長野という「遠距離介護」の現実です。今回は、東京と長野を行き来しながら直面した様々な課題と、その対応策についてお伝えします。
2025/04/17
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忍び寄る親の介護リスク
第2回 遠距離介護の現実 〜東京と長野の間で〜
母の認知症診断から特養入所に至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。その最大の要因の一つが、私が東京、母が長野という「遠距離介護」の現実です。今回は、東京と長野を行き来しながら直面した様々な課題と、その対応策についてお伝えします。
2025/04/10
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忍び寄る親の介護リスク
第1回 仕事と介護の板挟みから身を守る実践的対策
「親父、おばあちゃんがすごくいちゃもんをつけてきて困るんだけど...」 その一本の電話は、長野の実家に寝泊まりしていた息子からのものでした。何気ない不満のように聞こえましたが、後になって思えば、これが母の認知症を知る最初のきっかけだったのです。
2025/04/03
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気候とビジネスのリスク・シナリオ-第二部:最悪のシナリオ
疲弊する医療、孤立する介護、停滞する新薬開発
最悪シナリオから見る2030年は、医療機関にとって多難な時代だ。外来患者が増え、訴えてくる症状も多様に。介護施設では利用者の安全と健康の維持に、いっそうの負担がかかる。製薬会社は原料調達に加え、新薬開発に関わる生物資源の減少という最大の損失が見込まれる
2025/03/27
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危機管理担当者が知っておくべきハラスメントの動向業務上の指導とパワハラの違いを知る
5月17日に厚生労働省から発表された「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」によると、従業員がパワハラやセクハラを受けていると認識した後の勤務先の対応として、パワハラでは約53%、セクハラでは約43%が「特に何もしなかった」と回答。相談された企業の対応に疑問を投げかける結果となった。企業の危機管理担当者も知っておくべきハラスメントのポイントについて、旬報法律事務所の新村響子弁護士に聞いた。
2024/07/18
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福祉と防災
第3回 福祉施設の防災力向上(3)
厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどに、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を目指しています。地域包括ケアシステムは、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(具体的には中学校区)ごとが想定されています。
2019/04/18
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シート型センサーで睡眠状態を解析
凸版印刷は3月28日、シート型生体センサーにより心拍・呼吸データなどを取得し、リアルタイムに睡眠状態を解析できる見守りサービス「SensingWave(センシングウェーブ) 介護見守りシステム」を介護業界向けに4月より販売開始すると発表した。職員は介護対象者の就寝時間中に適切なタイミングでの声掛けができ、離床時などにはモバイル端末で通知を受けられるなど、介護負担の軽減や業務効率の改善ができる。
2018/04/02
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障害者・高齢者の災害時介護の備えを
一般社団法人EFC(アース・フレンドリー・サーキュレーション)は、障害者や高齢者などを対象に、介護に必要な道具・設備や介助内容までを含めた災害時の備えを考えるためのチェックキット「安心・防災帳」を活用したワークショップを開催している。
2018/02/20