JIS規格 お手洗い(トイレ)のピクトグラム

どこに行っても気になるのはトイレの場所です。急にトイレに行きたくなって周りを見回した経験ありませんか?

ピクトグラムといえば、「トイレの男女マーク」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。このピクトグラムが生み出されたのは、1964年の東京オリンピックといわれています。当時、文化の違う外国人を受け入れるに当たり、国内の一流のデザイナーが集い、一目で分かるデザインを考え出したのです。今でもあちこちで見かけるトイレのマークはこの時、原案が考えられました。

トイレの男女マークの色を見てください。男性は青色、女性は赤色ですね。

皆さん思い出してください。第2回「色と多言語表記を考える」安全色彩のところで、
安全色の赤は、防火、禁止、停止、高度の危険
安全色の青は、指示、用心
と、色でも情報を伝えていると説明をしましたが、なぜ男性は青色、女性は赤色なのでしょうか。

2018年5月25日放送、NHK番組「チコちゃんに叱られる!」によれば、トイレのマークを色分けしたのは、グラフィックデザイナーの道吉剛さんだそうです。

1964年の東京オリンピックの際に初めてトイレを青と赤の表示にした経緯があります。トイレマークのデザインは以前からありましたが、男性がスカートを身に着ける国もあるということで、男女を色分けで区別することになったようです。
http://チコちゃんに叱られる.com/637.html

日本は男女で色分けされていますが、海外では男女とも同色が一般的です。なぜ海外では色分けがないのでしょうか? 色分けしない理由を2つ挙げます。

1. 色の弁別に困難を生じる「色覚異常」を持つ方への配慮
色を間違える(誤認する)、色の違いが見分けづらい色覚異常の方にとって、男女を色分けで区別すると性別の違うトイレに入ってしまうこともあるそうです。色は、「背景が白色、図が黒色」「背景が黒色、図が白色」、または「背景が青色、図が白色」をよく見かけます。

2. 同色で統一感のある空間デザイン
海外では同色の表示案内で、トイレの男女マークを表示しています。海外はシンプルだからこそ目立ちますが、日本はJIS以外のさまざまな表示案内や広告もあるので、入り混じって探しにくいように思えます。

海外のトイレは、ISO規格(国際標準化機構)とAIGA規格(アメリカグラフィックアート協会)の男性はズボン、女性はスカートのデザイン、男性と女性の横顔のシルエットのデザイン、文字表記(Men/Gentlemen、Women/Ladies、Toilet、WC)で過半数を超えるのではないでしょうか。

アメリカでは男性は三角形、女性は円形と「形」で区別できるようになっています。視覚障害者が触って形が分かる大きさで、かつ手の届く高さに設置されています。ちなみに色は、男女ともに「背景が青色、図が白色」です。

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