2025/05/08
防災・危機管理ニュース
NTTは8日、上場子会社のNTTデータグループ(G)を完全子会社にすると発表した。保有する約58%以外の株式をTOB(株式公開買い付け)などで取得する予定で、総額は約2兆3700億円の見通し。経営の意思決定を迅速化し、法人向けITサービスの海外展開などを加速させるのが狙いだ。
人工知能(AI)の普及を背景に、NTTデータGが国内外で展開するデータセンターの需要は急速に高まっており、NTTグループの経営資源を積極的に投入する方針だ。
TOBは9日から6月19日に実施する。買い付け価格は1株4000円で、5月7日終値に3割超上乗せした水準。NTTデータG株は上場廃止となる見通しだ。
完全子会社化により、法人営業でグループ内の連携を強化。高速大容量の次世代光通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用することでデータセンターの高度化も目指す。
8日に記者会見したNTTの島田明社長は「これまでより柔軟、迅速かつ大胆に成長投資を実行していきたい」と語った。同席したNTTデータGの佐々木裕社長は「大きな船に乗ることでタイムリーな投資ができる」と意義を強調した。
〔写真説明〕記者会見するNTTの島田明社長=8日午後、東京都千代田区
〔写真説明〕記者会見を終え、握手するNTTの島田明社長(左)とNTTデータグループの佐々木裕社長=8日午後、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)


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