【ダマスカスAFP時事】シリアの首都ダマスカスのキリスト教会で22日、自爆テロが発生し、少なくとも22人が死亡、数十人が負傷した。内務省は声明で、過激派組織「イスラム国」(IS)の男が教会内で発砲し、自爆したと明らかにした。
 シリアでは内戦が始まった2011年以降、テロが相次いでいるが、在英のシリア人権監視団によると、教会内での自爆は異例。シリアでは昨年12月にアサド独裁政権が崩壊。代わって樹立された暫定政権にとって、少数派保護を含めた治安の維持が課題となっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)