2025/07/30
防災・危機管理ニュース
ロシア極東のカムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード(M)8.7の地震で、地元当局は30日、カムチャツカ地方の一部で高さ最大3~4メートルの津波を観測したと発表した。ロイター通信が報じた。極東サハリン州のリマレンコ知事はカムチャツカ半島南部の住民に避難命令を出した。
カムチャツカ地方のソロドフ知事は通信アプリ「テレグラム」に「きょうの地震は過去数十年間で最も強く、深刻なものだ」と投稿。当初の情報では負傷者はなく、一部の建物が損壊したと説明した。一方、AFP通信はロシアのメディアを引用し、数人が負傷したと報じた。
米気象局はハワイ州とアラスカ州の一部に津波警報を発令。西部カリフォルニア州などにも注意報を出した。トランプ米大統領はSNSへの投稿で「日本にも津波が来ている」と指摘した上で「どうか心を強く持ち、安全でありますように」と日米の国民に呼び掛けた。
インドネシア当局はスラウェシ島北部やマルク諸島北部、西パプア州などの住民に対し、津波に注意するよう促した。
台湾の気象当局も津波警戒情報を出した。30日午後1時18分(日本時間同2時18分)から台湾沿岸に津波が到達し、南東や南西での津波の高さは30センチから1メートルと予想している。
〔写真説明〕地震で損壊したロシアのカムチャツカ地方の幼稚園=30日、ビデオ映像より(同地方政府提供・ロイター時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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