2026/01/31
ニュープロダクツ
電力機器などの製造・販売・修理を手掛けるダイヘンは、リチウムイオン電池を採用した消防・防災設備用の非常用電源「防災用蓄電池パッケージ」を販売する。昨年7月30日の消防法改正により常用・非常用兼用のリチウムイオン蓄電池が非常用電源として設置可能となったことを受けて消防認定を取得したもの。非常時のみ稼働するディーゼル発電機が大半となる非常用電源市場において新しい選択肢として提案する。
同製品は、定格出力50キロワット、初期公称容量50キロワットアワー、電圧(負荷側)が3相3線210ボルト/1相2線105ボルトのリチウムイオン電池を採用した非常用電源。平常時も活用することで非常時の不始動や異常停止を未然に防止するほか、低騒音で振動・排ガス(黒煙)が発生しないという環境面でのメリットも提供する。
コスト面では、平常時の電力ピークカットや電力量単価の安い時間帯での充電によって電気料金を低減できる。自家消費型の太陽光発電設備が設置されている施設では、余剰電力を蓄電池に貯めて使用することで更なる電気料金の削減が可能となる。
メンテナンス面では、ディーゼル発電機で必要となる負荷試験や、燃料・オイル・冷却水等の消耗品交換がすべて不要なため、大幅な費用削減が可能。その他、設置場所や周辺環境により必要となる騒音・振動・排ガス対策費用が不要となることなどを含め、ディーゼル発電機との比較では、運用開始後20年間でトータルコストを10%以上削減できるという。
同製品の寸法は幅4470×奥行1750ミリメートル。騒音値は約75デシベル。設置条件は周囲温度が摂氏-10度~40度、標高1000メートル以下、積雪が1メートル以下。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
- 消防認定取得の防災用リチウムイオン蓄電池パッケージ
- 耐踏抜き性インソール内蔵のコンパクトな防災シューズ
- コンテンツ拡充した防災・BCM従業員教育支援サービス
- 被災地派遣が可能なトレーラーハウス
- 災害対応にも応用できる次世代航空監視システム
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/01/27
-
-
発災後をリアルに想定した大規模訓練に学ぶ
2026年1月14日、横浜市庁舎10階の災害対策本部運営室で、九都県市合同による大規模な図上訓練が行われた。市職員に加え、警察、自衛隊、海上保安庁、医療従事者、ライフライン事業者などが一堂に会し、市災害対策本部運営をシミュレーションした。
2026/01/26
-
-
-
報告すべきか迷う情報 × 最初の一言 × 隠蔽と正直の分岐点
ここ数年、データ改ざんによる不正が突然発覚するケースが増えています。製品仕様に適合していないにもかかわらず、データの書き換えが行われていたり、燃費データや排ガス成分濃度が改ざんされているなど、さまざまな分野でこうした事件は後を絶ちません。今年も、中部電力・浜岡原子力発電所において、安全データの改ざん疑いが発覚しました。 こうした改ざんを未然に防ぐことは、リスクマネジメントの最重要テーマですが、一方で、既に起きてしまっていることを前提として、いかに早く発見し、対処するかを考えておくことも危機管理においては重要になります。
2026/01/26
-
最優先は従業員の生活支援対策を凌駕する能登半島地震 石川サンケン
家電や自動車の電子制御に用いられるパワー半導体を製造する石川サンケン(石川県志賀町、田中豊代表取締役社長)。2024年元日の能登半島地震で半島内にある本社と3つの工場が最大震度6強の揺れに襲われた。多くの従業員が被災し、自宅が損傷を受けた従業員だけでも半数を超えた。BCPで『生産および供給の継続』を最優先に掲げていた同社は、従業員支援を最優先にした対応を開始したーー。
2026/01/23
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方