2026/02/23
防災・危機管理ニュース
ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻を開始してから24日で4年を迎える。双方がドローンで攻撃し合う21世紀の戦争は戦死傷者が増え続ける消耗戦の様相を呈しており、両軍の死傷者・行方不明者は推計で約180万人に上っている。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は最近の報告書で、ロシア軍の死傷者・行方不明者を約120万人、うち戦死者は27万5000~32万5000人と推計。「ロシアは(戦場での)わずかな利益のために莫大(ばくだい)な代償を払い、大国の地位を衰退させた」と指摘した。
この数は「第2次大戦後のあらゆる戦争における主要国の損失を上回る」といい、CSISはベトナム戦争での米国の戦死者数(約4万7000人)をはるかに超えると解説した。
ウクライナ軍の死傷者・行方不明者は50万~60万人で、戦死者は10万~14万人。両軍の人的損失は「今年春までに200万人に達する可能性がある」という。
一方、国連によれば、ウクライナの民間人死者は1万5000人超となった。犠牲者が8400人以上だった2022年以降、年間2000人前後で推移していたが、25年は2500人以上に増加。空爆でインフラを破壊され、暖房や電気なしで冬を過ごす人も多い。
侵攻の日数は今年1月、第2次大戦でソ連が約2700万人の犠牲者を出したとされる独ソ戦の1418日間を超えた。長期化する侵攻はソ連のアフガニスタン侵攻(1979~89年)のように泥沼化の一途をたどっている。
〔写真説明〕戦死したウクライナ兵が埋葬された墓地=17日、東部ドネツク州クラマトルスク(EPA時事)
〔写真説明〕ウクライナ南部オデーサで、ロシアの攻撃を受けた建物=13日(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


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