2025/07/26
防災・危機管理ニュース
台風8号は26日早朝に沖縄・宮古島付近を通過し、午前9時に北方海上で熱帯低気圧に変わった。低気圧は28日にかけて近海にとどまるとみられ、気象庁は沖縄と奄美、九州南部では大雨に警戒を呼び掛けた。沖縄と奄美は高波や突風にも注意が必要という。
鹿児島県(奄美除く)では26日夜遅くまで、線状降水帯が発生する恐れがある。同県奄美市・名瀬では同日午前8時までの12時間雨量が219.5ミリに上り、沖縄県うるま市・宮城島では午前6時すぎに最大瞬間風速20.9メートルを観測した。
27日正午までの24時間予想雨量は多い所で、九州南部250ミリ、奄美150ミリ、沖縄80ミリ。28日正午までの同雨量は、奄美と沖縄120ミリ。
一方、マリアナ諸島近海の9号は28~29日に小笠原諸島の東方海上に北上し、30日以降は北東へ遠ざかると予想される。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/22
-
「想定外」を乗り越える力コカ・コーラ ボトラーズジャパンが挑む、危機管理の再構築
コカ・コーラ社製品の製造、販売、自動販売機のオペレーションなどを手掛ける、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、2024年の能登半島地震を機に、危機管理体制の再強化に乗り出している。直接的な被害は免れたものの、系列他社の被災や支援要請の集中を通じて、情報伝達や意思決定、業務の優先順位といった多くの課題が顕在化した。同社は今、グローバル基準の危機対応フレーム「IMCR」の再徹底を軸に、全社一丸の再構築に踏み出している。
2025/07/21
-
-
-
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方