【シリコンバレー時事】米半導体大手エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)は17日、同社の前世代型先端AI(人工知能)半導体「H200」の対中輸出に向け、「生産を再開している」と明らかにした。西部カリフォルニア州サンノゼで開催中の年次開発者会議「GTC」で記者会見した。
 H200はAIの学習などに使われる半導体で、米政府は技術流出の懸念から対中輸出を禁止していたが、トランプ大統領が2025年12月に方針を転換。同社は今年2月下旬の決算会見で、米政府から少量のH200の対中輸出を認められたと明らかにしていたが、実際に輸出が実現するかは不透明だった。
 フアン氏は会見で、「多くの中国顧客向けに輸出許可を得て、多くの受注がある。2週間前とは状況が変わった」と強調した。 
〔写真説明〕17日、米西部カリフォルニア州サンノゼで開催中の米半導体大手エヌビディアの年次開発者会議「GTC」に合わせて記者会見するフアンCEO

(ニュース提供元:時事通信社)