新入社員が「聞きやすい」職場ですか?
第18回:新年度を迎えるにあたり、働きやすい職場を考える
本田 茂樹
現在の三井住友海上火災保険株式会社に入社、その後、出向先であるMS&ADインターリスク総研株式会社での勤務を経て、現職。企業や組織を対象として、リスクマネジメントおよび危機管理に関するコンサルティング、執筆活動を続ける一方で、全国での講演活動も行っている。これまで、信州大学特任教授として教鞭をとるとともに、日本経済団体連合会・社会基盤強化委員会企画部会委員を務めてきた。
2026/04/15
これだけは社員に伝えておきたいリスク対策
本田 茂樹
現在の三井住友海上火災保険株式会社に入社、その後、出向先であるMS&ADインターリスク総研株式会社での勤務を経て、現職。企業や組織を対象として、リスクマネジメントおよび危機管理に関するコンサルティング、執筆活動を続ける一方で、全国での講演活動も行っている。これまで、信州大学特任教授として教鞭をとるとともに、日本経済団体連合会・社会基盤強化委員会企画部会委員を務めてきた。
新年度を迎える4月は、組織改編や人事異動があり、さらに新入社員が加わるなどして、組織全体が新しいスタートを切る節目となります。そのため、従業員一人ひとりにとっても、自分自身の働き方や職場環境を見直す機会となります。働きやすい職場を考える際、どのような点に留意するべきか考えてみましょう。
日々の多忙な業務に追われる中で、「急ぎではないけれど、後回しになっていること」はありませんか。職場の基本ルールやコミュニケーションのあり方などを見直すにはよい機会です。
社内のルール、例えば、コンプライアンス規程や情報セキュリティ規程は、都度、改訂されるものです。新しくできた社内ルールには、もちろん注意を払うものですが、改訂されたものまでは、なかなか気が回らないものです。
社内ルールが改訂される理由は、当該分野の法律が変わったり、あるいは、社会が求めるものが変わったりするなど、さまざまな理由があげられますが、組織運営の基盤となるべきものですから、その内容を再確認しておきましょう。 職場に新入社員を迎えた場合は特に、先輩社員や上司が率先してルールを守り、そして新入社員らに説明できることが必須です。
新年度は、担当の変更や、それに伴う引継ぎなどが多くなりますから、「そんな話、聞いてないよ」といった、行き違いが生じがちです。そのような認識のズレを防ぐためには、相手とのコミュニケーションの質を上げるひと手間を加えるとよいでしょう。
メールやチャットで説明するだけではなく、その上で、必要に応じた口頭での確認を行うことが重要です。もし口頭説明を行った場合は、誤解を防ぐために文書で簡単にまとめたものを送り、フォローアップします。
また、「できるだけ早く」、あるいは「なるべく早く」といったような曖昧な表現を避け、具体的な期限などを明記することもトラブル防止につながります。
新年度を迎えたことで、張り切りすぎて無理をしていないでしょうか。ただでさえ、この時期は自社および他社の人事異動が重なり、さらに寒暖差疲労や花粉症などの季節でもあり、生活リズムの乱れや睡眠不足になりがちです。
適度な休憩を取りながら、無理をせず、健康第一のスタンスを守ってください。
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