【北京、ハノイ時事】中国の習近平国家主席(共産党総書記)とベトナムのトー・ラム共産党書記長兼国家主席が15日、北京の人民大会堂で会談した。中国外務省によると、経済・貿易やサプライチェーン(供給網)での連携強化で合意した。
 ラム氏は7日に国家主席兼務が承認されたばかりで、初外遊先として中国を選んだ。習氏は会談で祝意を述べ、「国際情勢がどう変化しようと、ベトナムは周辺国外交の優先事項だ」と強調。同じ社会主義国として、交流を緊密化させていく方針を伝えた。ラム氏は「中国との伝統的な友好関係を継続し、戦略連携を促していく」と応じた。
 ベトナム国営メディアによると、首脳会談ではエネルギー協力の推進についても議論した。ベトナムは航空燃料などの輸入を中国に依存している。中国はイラン情勢の悪化を背景に石油製品の輸出を制限しており、ラム氏は習氏にエネルギー供給の継続を要請したもようだ。 
〔写真説明〕北京の人民大会堂でベトナムのトー・ラム共産党書記長兼国家主席(中央右)を出迎える中国の習近平国家主席(共産党総書記)(同左)=15日にベトナム通信社が撮影、配信(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)