【ワシントン時事】米ホワイトハウスは10日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が現地時間14日午前に北京で首脳会談を開くと発表した。これに先立ち、ベセント米財務長官は13日に韓国・ソウルを訪れ、中国の何立峰副首相と協議。首脳会談に向け詰めの調整を行う。
 トランプ氏は13日夜に北京入りし、14日午前の歓迎式典の後、習氏との会談に臨む。午後には習氏の案内で世界遺産に登録されている北京の「天壇公園」を訪れ、夜は夕食会に出席。翌15日に習氏との昼食会などをこなし、中国を離れる。トランプ氏の訪中は2017年11月以来だ。
 ベセント氏は10日、米中首脳会談を前に日本を訪れ、12日に高市早苗首相と会談すると発表。日本側は台湾問題などに関する立場を説明し、日米の足並みをそろえておく狙いがあるとみられる。一方、中国商務省も、何氏が12、13両日に訪韓して米側と協議すると公表した。
 米高官は10日、記者団に対し、首脳会談では台湾問題やイラン情勢、中国による米農産物の輸入拡大などを議論すると明らかにした。
 歴代米政権は中国本土と台湾は不可分とする中国の立場に異を唱えず、台湾独立を「支持しない」という立場を取ってきたが、米高官は「今後も米国の(台湾)政策に変更はないだろう」との認識を示した。 
〔写真説明〕トランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)