片山さつき金融相は12日の閣議後記者会見で、米アンソロピックの人工知能(AI)モデル「クロード・ミュトス」に対応するため、金融機関やIT企業で構成する作業部会を14日に設置すると明らかにした。ミュトスはシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を短時間で発見できるとされ、悪用される可能性を念頭にサイバーセキュリティー対策の強化を急ぐ。
 片山氏は「AI技術の進展による脅威について、実務者レベルでの議論を深めることを期待している」と述べた。金融庁は先月、日銀や日本取引所グループ(JPX)、3メガバンクと官民連携会議を開催し、作業部会の立ち上げを決めていた。作業部会にはアンソロピックの日本法人も参加する。 
〔写真説明〕片山さつき金融相=4月20日、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)