福岡市は災害時支援で定評のある日本財団と協力(写真はイメージです)

福岡市は5日、日本財団、および福岡市社会福祉協議会と防災・減災に関する連携協定を締結した。福岡市は日本財団から防災に関する人材派遣を受けるといった支援を受ける。主な協定の内容は1.災害ボランティアとNPO活動の推進2.支援ノウハウを持つ人材の派遣3.災害のための人材育成。

ボランティアとNPO活動の推進については社協のボランティアセンター(VC)運営について日本財団と協力し運営マニュアルの見直しを行う。福岡市で災害が起こった場合、日本財団は人材を派遣。避難所運営やVC運営などを行う。

人材育成では平常時に日本財団が福岡市の研修会に講師を派遣。ボランティア向けに避難所運営のノウハウを教えるほか、住民や学校や公民館といった施設管理者向けの避難所運営ワークショップに出席もする。福岡市のみでなく、ほかの自治体が被災した際にこういった場で学んだ人材が応援に向かうことも視野に入れている。

(了)