2018/02/05
防災・危機管理ニュース
総務省は1月31日、地方自治体が防災拠点に 整備する公衆無線LAN(Wi-Fi)について、2017~19年度まで3カ年の整備計画の進捗状況と、今後の整備計画を公表した。約3万カ所の整備完了をめざし、 今後2年間で残り約9000カ所の整備を加速させる。
整備対象となるのは、災害時に防災拠点となる官公署や、学校、市民センター、公民館など避難所・避難場所に指定されている場所。また博物館、文化財、自然公園、都市公園、観光案内所など、被災場所として想定される公的拠点も含む。 全国で約3万カ所が該当する。
これまでの整備状況は、既存整備分と 計画1年目の2017年度の 2512カ所の新規整備をあわせ約2.1万カ所。全体の64.1%に留まっている。このため今後2年間で整備を加速化させ 、2018年度に約4000カ所、2019年度に約5000カ所の新設をめざす。
Wi-Fiは、災害時に電話回線がつながらない場合でも、インターネットを介して個人のスマートフォンの通信量契約制限に関係なく通信が可能。またラジオや防災行政無線など片方向の通信手段と異なり、被災者のニーズに応じた情報収集ができるため、災害時に役立つ。
また自治体が整備する Wi-Fiは、緊急時利用だけでなく、平時に医療・介護、農林業、 働き方 、観光など地域課題解決のための活用も期待されている。
■ニュースリリースはこちら
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000156.html
(了)
リスク対策.com:峰田 慎二
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/10/05
-
-
-
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方