東京海上日動火災保険が企業向けの保険契約で他社と保険料を調整していた問題で、損害保険ジャパンなど損保大手3社は23日、それぞれ問題に関与していたと発表した。他の2社は三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険。
 保険料の調整は、東急グループに対する企業向け火災保険の入札で実施。過去の実績と乖離(かいり)した保険料を提示された東急側が指摘し、発覚した。東京海上は価格調整を主導したことを既に明らかにしている。 

(ニュース提供元:時事通信社)