【ブリュッセル時事】ウクライナのマリャル国防次官は16日、東部ドネツク州の集落ウロジャイネを奪還したと通信アプリで明らかにした。ウロジャイネは反転攻勢に出ているウクライナ軍の目標の一つで、AFP通信によると、ロシア軍の侵攻前は約1000人が住んでいた。
 マリャル氏はテレグラムに「ウロジャイネを解放した。陣地を固めつつある」と投稿。その上で「攻勢は続いている」と強調した。
 一方、南部オデッサ州などでは15日夜から16日にかけてロシア軍によるドローン攻撃があり、ウクライナ側の説明によれば、港湾の倉庫や穀物貯蔵施設が被害を受けた。死傷者は確認されていない。ウクライナ空軍は16日、南部での攻撃に絡みドローン13機を撃墜したと発表した。 

(ニュース提供元:時事通信社)