【パリ時事】ウクライナ軍当局者は20日、南部ヘルソン州の市街地がロシア軍の戦車や無人機による攻撃を受け、民間人1人が死亡、1人が負傷したと明らかにした。ミサイル着弾で19日に7人が死亡した北部チェルニヒウでは救助活動が進み、負傷者は20日までに約150人に増えた。
 ブリンケン米国務長官は「また無実の一般市民に対する恐ろしいミサイル攻撃が行われた。最も強い言葉で(ロシアを)非難する」とX(旧ツイッター)に投稿した。
 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、訪問先のスウェーデンでクリステション首相と会談。20日のビデオメッセージで、「前線で必要とされている」(ゼレンスキー氏)スウェーデン製の先進兵器CV90歩兵戦闘車をウクライナ国内で生産することで合意したと明らかにした。 

(ニュース提供元:時事通信社)