【ベルリン時事】ウクライナ東部ドニエプロペトロフスク州と南部ザポロジエ州で22日未明、住宅街がロシア軍のミサイルやドローンによる攻撃を受けた。負傷者が出たほか、民家20棟などが損壊した。地元メディアが伝えた。ロシアがウクライナに侵攻を開始して24日で1年半を迎える中、ウクライナ全域で住宅街への夜襲が常態化している。
 一方、ロシアの首都モスクワにも22日、前日に続いてドローンが飛来し建物や車に被害が出たもよう。ロシア国防省は4機について、防空や電子戦システムで撃退したと説明し、「ウクライナ政権によるテロ攻撃の試みは失敗に終わった」と主張した。 
〔写真説明〕21日、アテネを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)