脱炭素に貢献する水素エネルギーの利用拡大に向け、各国の閣僚らが議論する「水素閣僚会議」が25日、東京都内で開かれた。水素の活用で連携を強化し、2030年までに世界で1億5000万トンの水素需要創出を目指す議長総括を採択して閉幕した。
 脱炭素と経済成長の両立を探る「東京GX(グリーントランスフォーメーション)ウィーク」期間中の国際会議のひとつ。議長を務めた西村康稔経済産業相は、「日本主導でイノベーションを起こし、各国と具体的なプロジェクトを組成して世界でGXを推進していきたい」と述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)