2024/06/21
防災・危機管理ニュース
ロシアのプーチン大統領は20日、自国が侵攻するウクライナに北朝鮮兵を投入する必要はないと述べた。ロ朝両首脳が19日に署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」に関し、訪問先のハノイで記者団に語った。プーチン氏はまた、ウクライナへの武器支援の検討を開始した韓国に対して報復を示唆した。
新条約は「一方が武力侵攻を受けた場合の他方による軍事援助」をうたっている。プーチン氏は、これに基づき北朝鮮に派兵を要請していないし、提案されてもいないと語った。
一方で、北朝鮮への武器供与については「権利を保持しており、排除しない」と明言した。さらに、韓国政府が20日、殺傷能力のある兵器をウクライナに提供しないとしてきた方針を「再検討する」と表明したことに対して、「(ウクライナへの兵器提供は)非常に大きな間違いとなる。もしそうなれば、われわれも韓国が気に入らない決定を下す」と警告した。
〔写真説明〕20日、ハノイの空港で記者団の取材に応じるロシアのプーチン大統領(ロイター時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/05/20
-
永野芽郁と田中圭の報道から考える広告リスクタレントの不倫疑惑
「不倫報道で契約解除」は企業の広告・広報担当者にとって決して珍しい判断ではなくなりました。特に「B to C」企業は世間の空気に過敏にならざるを得ない構造があります。永野芽郁さんと田中圭さんという人気俳優による不倫報道が世間をにぎわせています。企業にとって本質的に問われるべきは、タレントの私生活そのものではなく「報道によって自社ブランドが受けるリスクをどう評価し、どう備えていたか」という事前準備と、報道後のブレない対応です。本稿では、広告タレント起用のリスクに対して、企業が準備しておくべきこと、そして“報道された時”にどう判断すべきかを整理します。
2025/05/20
-
-
-
「まさかうちが狙われるとは」経営者の本音に向き合う
「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します」。そんな理念のもと、あらゆるデータトラブルに対応するソリューションカンパニー。産業界のデータセキュリティーの現状をどう見ているのか、どうレベルを高めようとしているのかを聞きました。
2025/05/13
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/05/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方