17日午前10時ごろ、堺市西区築港浜寺町の「ENEOS堺製油所」から「従業員が倒れている」と堺市消防局に通報があった。消防が駆け付け、3人を病院に搬送したが、男性1人の死亡が確認された。
 消防と大阪府警西堺署によると、死亡したのは堺市の会社員吉岡雄樹さん(44)。ENEOS側は「硫化水素ガスを吸った可能性がある」と説明しているという。
 事故があったのは製油所内の「GTGプラント」と呼ばれる場所。定期修理の作業中、配管を外した際にガスが漏れた可能性があるといい、午前10時35分ごろガス漏れの停止を確認した。 

(ニュース提供元:時事通信社)